熱伝導率は厚さに反比例する：

熱伝導性シリコーン樹脂フィルムの厚みが厚くなると、被加熱部の表面温度がフィルムの端から端まで伝わるのに時間がかかり、熱伝導が遅くなる。同時に、熱伝導性シリコーン樹脂シートが厚いほどコストが高くなる（サイズが同じであるため、厚さが厚いほど使用される材料が多い）。

熱伝導率と硬度の関係：

製品が硬いほど、熱伝導性シリカゲルと発熱部材と放熱部材との接触が悪くなる。ソフトコンタクトであればあるほど十分です（ただしソフトでなければ良いわけではありません。ソフトすぎて貼り付けにくいため）。これは次の図で説明できます。

発熱チップと放熱器の間に熱伝導性界面材料がない場合、2つの接続面の間の熱流が通過する。2つの接続面の間の熱流経路は図のようになる。

発熱チップとヒートシンクの間に熱伝導性界面材料を使用する場合、2つの接続面間の熱流路を図に示す。